安曇野の穂高神社 安曇野探訪 前編

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山小屋バイトのあと、安曇野市を観光しました。
松本から電車で30分くらいで、穂高駅に着きます。レトロな駅舎です。


駅前に沢山レンタサイクルのお店があります。

安曇野は自転車で回るのにちょうど良いんですよね。
自転車を借りて、まずは駅の近くにある穂高神社へ。


これは北アルプスの奥穂高岳にある嶺宮、上高地の明神池にある奥宮の、里にある本宮です。

20年毎に建て替える式年遷宮の伝統が守られていて、御本殿はまだ新しい木の色が美しく、朝の日の光の中で黄金に輝いているように見えました。


日本アルプスの総鎮守として、安曇野の人々だけでなく登山に訪れる全国各地の人々から崇敬を受ける穂高神社ですが、御祭神の穂高見命は元々は海の一族の守り神だったようです。
海の一族、海人津見(あまつみ)一族は、古代日本の北九州方面に栄えて海運を司った氏族でしたが、その後本拠地を離れて後裔の安曇族は全国へ散らばりました。
伊豆の熱海なども、安曇を語源とした地名として残っていますが、安曇族は海辺だけでなく内陸にも進み、ここ長野県の山の中にまで神社を建てるに至ったようです。

日本で3番目に高い山、穂高の山頂にあるお宮が、海の神様と縁があるというのも面白いですよね!

海人族の名残りとして、上高地の明神池の穂高神社奥宮では、御船神事という例大祭があります。

明神池に極彩色の舟を浮かべた優雅なもので、一度見てみたいなあとおもっています。
本宮でも、船形の山車に穂高人形を飾った御船祭があります。


奉納された御船がありました。

左殿にはイザナギ神から産まれた海の神様 綿津見命(わたつみのみこと)、右殿には瓊瓊杵命(ににぎのみこと)が祀られています。

神楽殿も綺麗です。


白木の美しさを感じます。

境内にある若宮には、古事記で綿津見命の子どもと記されて、安曇族の先祖である阿曇連比羅夫命(あづみのむらじひらふのみこと)が祀られています。

この方は、天智天皇の命を受けて水軍を率いて朝鮮にわたり、百済の王 豊璋を助けた人物と伝えられています。

白村江の戦いで戦死し、そのことが九州の安曇族が全国に移住するにいたったことと関係するとも言われています。
穂高神社の御船神事も、彼に由来するものらしいです。
相殿で信濃中将も一緒に祀られています。

彼は御伽草子の”ものぐさ太郎”として知られ、ものがたりでは働かず寝てばかりいた青年が、上洛すると働き者になり、妻をめとり、垢だらけの身体を風呂に入れてもらうと見違えるほどの美丈夫に変わった、その後120歳まで生きたと語られています。

甲斐・信濃の国司として両国を治め、穂高神社を造営したそうです。
120歳まで生きたという伝説から、延命長寿、子孫繁栄、財宝沢山などに御利益があるとして人々にお参りされてきました。

境内には鶏が放し飼いにされています。神鶏ですね。


石上神宮にも神鶏がいました。

山小屋バイトが始まる前に上高地の奥宮てお参りしていたので、本殿で無事終了したことにお礼を言ってから、おみくじを引きました。
女みくじというもので、中に漢字一文字入っています。


今回は大吉!

“芳”という一字とともに、「平凡な日々の中に幸せがある。感謝を忘れず誠実な行いを心がければ運が開ける」というアドバイスをいただきました。

境内には各地から移動されてきた道祖神が沢山あります。


「三葉の松」の下に落ちている葉を探してみると、ありました!三又の松の葉です。


その後自転車で穂高川を渡って、高橋節朗記念美術館へ。


漆をつかったオブジェや漆画で、自然や宇宙を表現した作家、高橋節朗氏の作品が見られます。
この時は、蕎麦猪口アート公募展が開催されていました。
中庭にある日本家屋での展示も素敵でした。


ここでこの公募展を知ったことで、翌年の公募展に応募して、安曇野からみた蝶ヶ岳〜常念岳の山景をモチーフにつくった作品が入選することになりました。

これも縁ですね〜。

安曇野から見る北アルプスの山並みはとても美しく、心に残りました。

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一番高く見えるのが、先日登った常念岳です。

改めてすごい場所に居たんだなあと実感が湧きました。人はやる気にさえなれば、二本の足であんな高いところにも行けるんですよね。

毎日この景色を見られるなら、将来安曇野で暮らすのも良いなあ〜とまで思いました。

長くなったので、道祖神と”まつろわぬ大王”を祀った大王わさび農場については後編に続きます。

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