青もみじ お寺の庭でのんびり

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京都の北のほう、叡山電車の沿線沿いには、たくさんお寺があります。

 

京都の観光シーズンは桜の春と紅葉の秋がピークですが、わたしは今の時期の初夏の青もみじも同じくらいきれいだとおもいます。

人が多すぎないところも、この時期って良いんですよね。

 

叡電の三宅八幡駅から徒歩8分くらいの場所にある、蓮華寺に行ってきました。

川を渡ってまっすぐ山に向かいます。比叡山が近くに見えます。

庭には苔の中に石仏がありました。

ここは、寺の山門に「修学旅行生お断り」の札が貼って在って、自分もかつて修学旅行で京都に来た身ですが、今のわたしにとっては大変ありがたいお寺です。静かな空間が守られていて、ホッとします。

もちろん全部のお寺がこうなったら困るだろうけど、大抵のところは修学旅行生も入れるわけだし、こういうスタンスのお寺があってもいいですよね。住み分けというか、修学旅行生だって個人だったら入れるわけですし、差別とは違います。

わたしはこの文言をみて、「ああ、ゆっくり静かに過ごせそうな良いお寺だな」と確信しました。

 

入ってすぐの部屋に仏像が置いてあり、そこで手を合わせました。

それから、このお庭です。

ぐるりと苔むした庭が囲んでいて、緑の空間が広がっています。苔も水分を含んでふわっふわです。

庭に降りてからは撮影できないのですが、その分自分の五感に集中できます。

お堂には大きな厨子がありました。土間の上にあり、ちょっと大陸の雰囲気があります。

確か阿弥陀様とお釈迦様の仏像があって、手を合わせてからまた庭を眺めてぼーっとしました。

人も1人2人ぽつぽつというかんじで、みな思い思いに座って静かに過ごしています。

わたしは時にウトウトしながら、2時間ほどこちらにいました。

 

これだけ長居できるお寺というのもなかなかないですよね。

 

それから三宅八幡駅にもどり、駅に貼ってあるポスターの写真が素敵だったので、急遽“瑠璃光院”に行くことを思い立ちました。

 

比叡山への登り口、八瀬駅で下車。レトロな駅舎が可愛いです。

 

川魚料理のお店「あざみ」さんで、ご主人イチ押しの“鮎そば”をいただきました。

鮎が柔らかく煮てあって、味が染みていて美味しかったです。

おしゃべり好きなご主人もとても気さくで、美味しい比叡山のお水をたくさん飲ませてもらいました。

 

歩いて7分ほどで、瑠璃光院へ到着。

東山を借景とした築庭と数寄屋造りの建物です。

入場料が、なんとびっくり2000円!!とお高い。

わたしはここまで来てそれを知ったので、一瞬躊躇しましたが、せっかくここまで来たしと払いました笑

 

なぜこんなに高いかというと、ここは青もみじと紅葉の時期だけ特別に入れる、写真撮影のメッカなんですね。

 

庭がとっても広いです。

緑の中を錦鯉が泳いでいて、気持ちよさそうです。

ここの見どころは、何といっても二階からのこの景色です。

磨かれたテーブルに紅葉が反射して、室内が緑に輝いています。

 

とってもフォトジェニックです。

床もみじも綺麗。

これを目当てに、沢山のカメラマンが机を取り囲むようにして写真を撮っています。

実際はこんなかんじ笑

カメラを撮る場所も譲り合い、順番待ちで、ゆっくり庭を眺める、というかんじではありません。

なので、ほんとにのんびり長居したかったら、おススメはこの前に紹介した蓮華寺です。

でも、この青もみじは圧巻なので、一度見に来られるのも良いとおもいます。

 

2階にはボールペン写経ができるスペースがあり、入場の際にもらえる用紙とボールペンで気軽に写経することができます。

面白かったのは、この屋敷内にある“八瀬のかまぶろ”です。

ここ「八瀬」は「矢背」「癒背」とも記されていたそうで、壬申の乱(672)で背に矢傷を負った大海人皇子(天武天皇)が「八瀬の竈風呂」で傷を癒したことから、平安貴族や武家の時代を通じてやすらぎの里として好まれていたそうです。

竈風呂は日本式蒸し風呂の原形で、もともとは半円形の竈の中に10時間以上にわたって青松葉や薪などを燃やし、内部の土が十分に熱せられたところで煤を掃除し、そこにむしろを敷いて寝転んで温まるという風呂です。

現在瑠璃光院内にあるものは新しい形式でボイラーですが、元々はとても手間のかかった贅沢なお風呂なんですね。

かまくらのようになっている内部には、むしろと陶器の枕があります。

大海人皇子もこんな空間に寝転んでいたのかな。

 

一階には茶席があります。

カメコが群がっていた二階と比べて、こちらは留まる人が少なく、のんびり坐って庭を眺められます。

その隣には本堂があり、書いた写経を収めることができました。

 

すぐ近くのルイ・イカール美術館にも立ち寄りました。

入場無料で、庭と絵画が一体となった美術館を楽しめます。

フランスの画家ルイ・イカールの作品は女性をモチーフにしたものが多く、日本の昭和の少女画に通じるような、乙女でロマンチックな雰囲気の画風です。

 

和洋が合わさった明るい空間の中に絵が展示されているのですが、最後の展示室だけ黒い壁に書斎風のインテリアで雰囲気が変わっていました。

「ゆり」という、友人の名前と同じタイトルの絵があり、友人を思い出しポストカードを購入していました。

この部屋の、宗教がモチーフの絵はけっこう好きでした。

 

また、竹林を背景にした展示も、絵と庭の空間が一緒になって展示空間を演出していて素敵でした。

お寺の庭って、なんでこんな癒されるんでしょうね。

神社の森の清々しさとはまた違った、まったりした空間がありますよね。

 

最近は疲れているからか、お寺に癒されたいとおもうことが多いです。

神社ももちろん大好きですけど、なんとなく神さまには頑張ってる姿を見せたくて、仏さまには癒してもらいにいってます笑

 

京都に来たら、有名な神社お寺もいいですけど、静かな庭園でゆっくり過ごす、という時間が一番贅沢だとおもうので、ぜひこちらの方に足を伸ばしてほしいなとおもいます。

 

 

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2 Replies to “青もみじ お寺の庭でのんびり”

  1. 山伏ガールさん 仏像観賞もいいものですよね! ちなみに法隆寺の百済観音が一番好きです。観ていて飽きないスラリとして見事な芸術作だと思います。力みなぎる不動明王も良いです。 大広間でウトウトされたようですね♪ 人間には脳にとってもぼぉーとする時間は必要なようですよ。最近では瞑想的なマインドフルネスが注目されてますしね。 「海うそ」の本ですが図書館で見つけましたので早速読んでみました! ノンフィクションのような不思議な物語で面白かったです。 確かに植物の種類に詳しかったら尚,楽しめましたね。 遅島とは架空で甑島がモデルになったようで… 去年しばらく九州(福岡)へ転勤していた時がありまして休日に英彦山や開聞岳などを登りましたが神秘的な甑島へも行ってみたかったですね。 さてブログですが自分の場合,基本的にアナログ人間で作成が苦手な事と世間に公開するほどのネタ?がありませんので特にやってはおりません ごめんなさい(苦笑) とはいえ何か情報などがあればコメントでお伝え出来ればと思っております(^^ゞ

    1. 法隆寺の百済観音、逢いに行ってみます!わたしはミーハーなので、やっぱりイケメンと名高い東寺の帝釈天と興福寺の阿修羅像は別格で大好きです。
      お遍路中にであった、仙遊寺の千手観音も忘れられないです。
      やはり遅島にはモデルがあったんですね。九州の修験道にもとても興味があります。
      わたしも福岡に住んでいたことがあるんですよ~。小学生だったので、山登りはしていませんでしたが、阿蘇のふもとで乗馬をしたのが良い思い出です。
      まだあちらのほうは地震からの復興が大変なようですね。
      英彦山はとても有名ですよね。わたしも一度登ってみたいとおもってるんです!関東にいるときは九州は遠く感じていましたが、
      京都からは近いので、青春18きっぷでも使って行ってみたいとおもいます。
      コメントありがとうございました!!

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