巨石がごろごろ 瑞牆山

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何年か前になりますが、わたしが山登りにハマったもののどうすればいいかわからなかったときに、色々アドバイスをくださった方の登山チームに入れていただいて瑞牆山を登りました。

 

そのとき登った瑞牆山の素晴らしい頂上からの景色が忘れられず、今でも「おススメの山は?好きな山は?」と聞かれると「瑞牆山です!」と答えています。山梨の山は関東からでも車なら行きやすいですしね。

 

6月の頭に登りましたが、天候にめぐまれて快晴でした。

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初夏の木々の明るい緑の中を進みます。

 

恐竜の卵が割れたような巨石が出現。

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巨石だけではなく、足元にもこんな変わった石が。

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脳味噌のような白い石です。

 

今はもっぱら一人登山が多いですが、このときは8~10人くらいのパーティーだったので、植物に詳しい人がいて色々高山植物について教えてもらいました。

鶴の羽のようなマイヅル草。

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ここで名前を覚えたので、他の山に行っても顔見知りというかんじで発見できるようになりました。

 

シャクナゲも綺麗に咲いています。

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誰かと登るとそういう会話ができたり、自分の知らない山の知識など教えてもらえるので楽しいですよね。

 

山頂の手前には巨石がそびえています。辺りには同じ大きさの岩はないので、天に向かってにょきっと生えているかのようです。

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登りながら別の角度からみるとこんなかんじ。

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なんともすごいバランスで立っています。かっこいいですね~。

巨石ってそれだけでパワーがあるのに、こんな面白い形でそびえ立っているのをみると、自然の造形の面白さでもあるし、神さまの遊び心なのかとも思えてきます。

昔の人が巨石を神聖な物とおもった巨石信仰ってわかるな~とおもいました。

 

 

頂上のちょっと手前にはこんな鎖場もあります。

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少しハラハラドキドキできて、でもそんな危険や難しいところもなくて、ほんと面白くてちょうど良い山なんですよね~。

 

そしていよいよ頂上。日本百名山2230.2m。

頂上は普通の山頂とちがって、平らなスペースがあまりなく、ぼこぼこした巨石の集まりって感じです。

だから、端っこのほうにいって油断すると落ちます。

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山頂からのこの景色は、ずっと心に残るほど美しかったです。

遠く雪を被った山並みはブルーに、近くなるほど緑が鮮やかにみえます。

電信柱もなにもないこの風景は、きっとこの国がこの形になってからずっと変わらずこのままだったんだろうな。そしてこれからもずっと変わらないであるといいなとおもいました。

 

前の巨石には、よく見るとクライミングしている二人組がいました。

ほぼ垂直な壁のようにみえますが、すごいですね。見ている前で登頂し、頂上からみている人たちが拍手を送りました。

アメリカのヨセミテ国立公園でみた半分に切れた岩壁をおもいだしました。

 

富士山もよく見えます。なんとも神々しい姿ですね。

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頂上はあまり広くないので人が多く頂上が混雑しているときは、風景を存分に楽しみ、写真をとったら、譲り合って次の人に場所をわたすというかんじになります。

 

お昼は頂上の見晴らしの良い場所からちょっとだけズレた、木々の木陰の中で食べました。

 

頂上は清々しくこの岩と風景を作り出した自然のダイナミックな力を感じられるし、登っていて楽しい山で、登山にのめりこむきっかけになったお山です。何度でも行きたいし、楽しい登山に友人を連れていきたいという人にもおすすめのお山です。

 

ぜひ登って自分の目であの風景を見てみてください。

 

 

 

 

 

 

 

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