常念岳〜大天井岳縦走 ケルンと雪だるま

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常念小屋を朝6:00に出発。


まずは横道岳2767mを超えていきます。
朝からいきなりの登りなので、最初寒くて着ていたフリースも、すぐに暑くなって脱ぎました。

30分くらい登って振り返ると、朝陽に照らされた常念小屋と常念岳が見えます。

進行方向右手には朝日と雲海。

空も高いところは濃い青、下の方の太陽の近くはオレンジ色にグラデーションになっていて、これを見ると浮世絵の刷りを思いだします。


朝陽を受けて印影が波打つ雲海って、何度見ても感動します。

高いお山で朝を迎える楽しみの一つです。
後ろの方には、昨日より綺麗に富士山がくっきりと見えます。

常念岳〜大天井岳に向かうルートは、昨日の蝶ケ岳〜常念岳とは違い、ずっと見晴らしの良い尾根道です。
天気も良かったので、歩いているのが本当に楽しかったです。
昨日とはまた違った向きから見る穂高。


もうすっかり冬の装いになった槍ヶ岳。

この辺りで、山カラスと猿を見ました。山のカラスって、地上のと違うように見えたのですが、どうなんだろう…。

あまり人が歩いてないこともあり、この景色を独り占めしているような、豪勢な気持ちになりました。
鳥が二羽、わたしの歩くちょっと先を戯れながら飛んでいました。山の鳥に詳しかったらなんて鳥か判ったのになあ。
それから、石積みの跡と石碑のようなものがありました。


昔の山小屋な跡なのかな…?謎です。

朝の気持ちの良い空気の中、さくさく歩けて、8:30には大天井岳2922mに到着しました。


ここからみる槍・穂高もまたかっこいいですね〜〜‼︎


水晶岳とか、北アルプスの上のほう、まだ行ったことのない富山側の山まで良く見えます。
もしかしたら、右端の方にうっすら見えているのは日本海かな…?!
いつかは日本海側から、もしくは北アルプスを歩いて日本海側に出て見たいです。

山から海に出たら、きっと感動しちゃうとおもう!

頂上から今歩いてきた横道岳、常念岳の方を振り返るとこんな風景です。


ほんとに楽しいルートだったなあ〜〜。

昨日が辛かったから余計そうおもうのかもしれません。笑
ここからも富士山が良く見えました!

頂上近くの大天荘のまわりの日陰にも、雪が残っていました。
せっかくなので、その年最初の雪だるまを作りました。

10月に雪だるま!
この年は槍沢の雪渓もとけずに一年中残っていたので、山では珍しくないのかもしれないですが、あらためてすごい場所にいるなあと実感がわきました。

大天荘では、可愛いコットンバッグと、美味しそうなケーキを購入。


山小屋ではお菓子など種類が限られているので、甘いものの新しい味を渇望しちゃうんですよね。

下界では当たり前の、「どのケーキにしよう、何味を選ぼう〜」をこんな山の上でできて、めっちゃテンション上がりました!笑
槍の素晴らしい姿をしっかり目に焼き付けて、ここから西岳を通って水俣乗越から槍沢の方に降りていきました。


この辺は、前に逆ルートで記事を書いたのでもういいかな。笑

大天井岳は北アルプスの表銀座縦走ルートの中間にあり、常念岳や蝶ヶ岳とちがって1日や日帰り登山では登れない山ですが、その分北アルプスの山々が見渡せる素敵な山なので、とてもオススメです。

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