5/24 (日) 28日目続き
78番 郷照寺と善根宿 うたんぐら さんの近くにある宇夫階神社に寄りました。
神社の創建は古く、紀元前から鵜多津之郷に鎮座して宇夫志奈大神とたたえ祀られていたそうです。祭神は大己貴命です。
石段を上がって大きな拝殿があります。
本殿は、伊勢神宮の外宮の別宮である多賀宮の正殿を復元造営したものだそうで、神明造りの立派な社殿です。
伊勢神宮の社殿は20年のサイクルで式年遷宮という”再生”の儀式があります。
これによって木の建築ならではの永久性や、それによる神社ならではの聖なるものの表現や、造り替えに伴う技術の継承などがあるわけですが、そうして出た古い社殿の木材は、全国各地の神社で再利用されているんですね。
本殿の裏側には大きな巨石の磐境がいくつもあります。
信仰の対象となったひときわ大きい磐境は迫力があります。
その前には、御膳岩という神饌を置いて献じるための岩もあります。
夕陽が射し込んでいて神々しいです。
石鎚神社や貴船神社も祀ってあります。
石鎚神社には小さな鎖がまいてあって、試しの鎖を表してるようですね。
宇夫階神社のすぐ近くに、うたんぐらのご主人が教えてくださった有名な香川うどんのお店 “おか泉”へ行きました。
休日だからか外に列があって、少し待ちました。
釜揚げうどんは麺が長めでお箸で救いづらいけれど食べ応えがある麺でした。
うたんぐらに帰って、ご主人と奥さんと他のお遍路さん2人とおしゃべりしました。
四国遍路道は信仰の道として世界遺産を目指していて、同じく信仰の道で世界遺産にある”サンティアゴの巡礼道”
“サンティアゴ・デ・コンポステーラ”
と交流があるらしく、うたんぐらさんにその案内や巡礼者がつける首からかける貝殻を見せてもらいました。
また、お遍路のおじさまがフランスからスペインへの巡礼道を歩かれたそうで、「この1200kmの四国遍路が歩けるならば、100km以上歩いたことが証明できればOKなサンティアゴ・デ・コンポステーラなら絶対いけるよ。」と言われて、その村々をまわる旅の様子も興味深くて、すっかり行きたくなりました。
うたんぐらさんの女子部屋はちょっと離れにあり、鍵もかけれて安心です。
布団も綺麗で、気持ち良い!
洗濯機も貸してもらえて、外で白衣を干してから就寝しました。
これで1000円なんて、善根宿さんのご厚意と遍路巡礼者への愛情って本当にすごいなあ、ありがたいことだとおもいます。
朝ごはん240
目飴320
猪熊300➕324
丸亀城200
朱印300✖︎4 1200
うどん540
うたんぐら1000
電車190
計4114円
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