もう数年前になりますが、山登りを始めたころに10月の終わりに尾瀬の至仏山に一泊で登ってきました。
まだ3.11前だったので、尾瀬も宿泊した東電小屋も綺麗でした。今はどうなっているんでしょうか。
この記事を書くにあたって調べてみたら、平成30年も山小屋はちゃんと営業していて、安心しました。
尾瀬は群馬、福島、新潟にかかる3県にまたがる高地にある盆地状の高原です。
至仏山自体は、群馬県内の山で、日本百名山のうちの一つです。
標高2,228.1mで、オーストラリア大陸最高峰のコジオスコ山とほぼ同じ大きさとのことです。
と言われても、分かりづらいですが、至仏山に登れたらオーストラリア大陸最高峰も行けるということですね笑
至仏山は高山植物で有名で、花の山ともいわれていますが、わたしは例によってすべてが枯れ果てた秋に登りました笑
お山までのアプローチが長くて、まずはひたすら尾瀬ヶ原の木道を歩きます。
目の前に聳えるのが至仏山です。
この尾瀬ヶ原湿原は数十万年前から1万年前までの間に周辺の火山活動により川がせき止められ、盆地が形成されたそうです。
ワイエスの絵画のような風景です。
荒涼とした風景の中にも、美しさがあります。
春・夏の鮮やかな花々もいいですが、秋の草木も綺麗です。
近づいていくうちに、少し雲がはれてお山の姿が見えました。
12:00頃に至仏山山頂に登頂。
至仏山から見た燧ケ岳。
至仏山は岩石が隆起してできた山で、燧ケ岳は火山の噴火によってできた山です。
小至仏の下の花畑あたりから至仏山山頂付近一体は、この岩石が隆起した蛇紋岩の岩場が露になっています。
その後、荷物を置いて、滝を見に行きました。
平滑の滝
河床の一枚岩の上を約500mに渡って緩やかに流れています。
こちらは三条の滝
東電小屋に到着。
部屋の中はこんな感じでした。
とてもきれいでしたが、カメムシが多かったです笑
自然の中に泊まるときは、虫がいるのは当然ですね。
カメムシをつぶさずにガムテープでうまくキャッチできるようになりました。
夜ごはんはこちら。
山小屋でこんな美味しいハンバーグが食べれるなんて感動しました。
夜の山小屋って灯が暖かくていいですよね。
翌日の朝
済んだ空気の中木道をあるいて帰宅しました。
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