京都にきました。
社会人に復帰しました。
色んな人に「学生や旅人には優しいけど、住むのは大変だよ」とか色々脅されましたけど笑、
今のところ京都暮らしは順調です。
久しぶりの社会人は、やっぱりブランクがあったぶん苦労することも多くて、
自分の足りないところが沢山目についてしんどいことも多いです。
毎日バタバタとあっという間に過ぎて、いかに今までぼーっと生きていたか思い知らされています。
でも、京都はずっと憧れのまちだったので、歩いているだけでも、通りの名前を見るだけでも嬉しくて、夢が叶ったなあと幸せをかんじます。
ちょっと前の自分には、想像もできなかった生活を今しています。
祖父の介護をしていたとき、あとどのくらい続くかわからず、自分が停滞していてどこにもいけないし何にも成れないような、焦るけど身動きがとれなかったとき、まさか一年後に自分が京都にで暮らしているなんて夢物語でした。
でも、今現実そうなっている。焦らなくても物事にはタイミングというものがあって、動くときは一気に動くんですね。
今からおもうと、あの1年はパワーを貯めたり、自分がどうしたいか考えるにも良い時間でムリにバタバタしなくても良かったんですね。その時はわからなかったけど。また、祖父と一緒に過ごせた時間は、今振り返るとすごくかけがえのないものになっているし、やってよかったなと100%おもいます。
親元を一回離れたあとに実家に戻っていたので、親と同じ屋根の下で暮らすのも最後の時間だと意識しながら暮らしていたので、その幸せもかみしめることができました。
わたしの京都進出は実はこれが3度目のチャレンジで、その前も受験や転職活動で何度か京都に来ようとしていたのですが、ダメだったんですよ。
で、これが最後のチャンスとおもって、今回京都に出られなかったら縁がなかったと諦めようと、今回京都をメインに就職活動をやってきたわけですが、諦めなければ夢は叶うんだなあというか、叶うまで挑戦しつづければ粘り勝ちできるもんだなあ、とおもいました。
面接に京都にきたときに、八坂神社に行きました。
前回京都に来ようとしたときにもお参りしていたので、
“4年越しにまた京都で暮らそうとしています。どうか京都で一旗あげられますように!!わたしはやってやるんで、どうか見ていてください”
と強気な宣言をしました。その後引いたお御籤は、なんと一番大吉。
「八雲立つ 出雲八重垣 つまごみに 八重垣つくる その八重垣を」
の清々しい、日本で最初に詠まれたという伝説のおめでたい和歌でした。
それで、神さまが応援してくれてるじゃん!絶対大丈夫じゃん!!とすごく気持ちが明るくなり、結果見事採用されたのでした。
このとき2月で、京都では冬の特別公開があり、なんと前に観たいと書いていた西福寺で檀林皇后の九相図を拝観することができました。
京都のボランティアの方の解説付きで、地獄絵のほうも見れました。
いや~、怖いもの見たさってありますね。人が腐乱する様子をリアルに描いた絵に、まじまじと見入ってしまいました。
個人的に一番嫌なのはガスがたまって爆発するのと、蛆がわくところ。わたしだったら腐る前にさっさと動物に食べられちゃいたい笑
夏のお盆の時期は無料公開されますので、ぜひ興味のある方は観に行って、人生の無常さを感じてください。
これから、京都の四季折々の素敵な社寺仏閣の様子やお祭りなどをブログで書いていけたらなあとおもいます。
そして、奈良と和歌山の大峰奥駆けや、修験のメッカ吉野の金峯山寺にぜひ行ってみたいとおもいます。
都にきても、山伏ガールの野良根性、山野に生きる野性味は忘れずに、でも雅なものの良さを取り入れて、女を上げていきたいな。
仕事のペースがつかめてきたら、関西の山も登っていこうとおもうので、またお付き合いください。
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