日光東照宮で考えたいろんなこと

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大谷から足を伸ばして、車で30分ほどの日光まで行きました。地底ダンジョンを楽しんだ前編はこちら

栃木を離れるので、もうそうそう来れないなと思ったからです。

 

お正月に来た輪王寺を過ぎて、奥の日光東照宮へ。

五重塔など改築していたようですが、日光は細かくいちいち違う建物でその都度お金をとるんですよね~笑

世界遺産だしこんなに観光客が来るんだから、もうちょっと共通券とかにしてみて回りやすくすればいいのに、これが結構メンドクサイんです。お守りもグイグイくるので、商売感が出すぎでは?とおもいます。

常にどこか改修工事をしていて、豪奢な作りな分、手がかかるのか終わるころには最初にやったところが改修が必要になるというエンドレスらしいので、資金が必要なのはわかるのですが…。

 

鳥居を潜った先でチケットを購入。

赤い山門を通って進むと、

校倉造りの建物が並んでいます。倉庫なのにこんなに豪華。

厩には、まだ寒いので馬はいませんでした。

ここにあの有名な「見ざる、聞かざる、言わざる」がいます。

ユーモラスな仕草ですよね。カワイイ!!

御手水屋もこんなに豪華!!白と金で眩いです。

それから東照宮の本殿へ。

この陽明門が改修工事が済んだばかりで、とても綺麗でした。

彫刻した上に胡粉を塗ったのかな。

白い神社建築ってけっこう珍しく感じました。

寄ってみると地の部分にもすべて模様が彫り込まれていて、気の遠くなるような手間とお金のかけ方をしています。

柱の模様は、猿の顔らしいです。意匠化されていてセンスありますね~!!

横の壁はなんと一面金箔張りです。凄すぎィ!!

近寄ると顔が映るほどです。

 

唐門の中に本殿があり、入れますがまだ改修工事中です。

奥の院に行く入口に眠り猫があります。

めちゃカワイイ!!そして綺麗。

本殿の中も豪華です。金の柱が立っています。

本殿の下には、天井の龍が有名な本地堂があります。

 

説明をきいて、実際に柏木の音が、描かれた龍の身体のところと顔のところでは響き方がちがうのにおおっと驚きました。澄んだピーンという響きで、感動しました。

また、お堂の方が日本語で説明したあと、流暢なスペイン語で解説していたのにも参拝客どよめきました。

巻き舌かっこよかったです。

 

ここでは見えやすくするために前列に女性のみ、後列にそれ以外とわけられて案内されたのですが、そのときアメリカ人の知人が「なぜそんな分け方をする?背で分ければいいじゃない。男女差別じゃない?」と言っていて、わたしたちはそのとき女性だけのグループだったから不利益を被ったわけじゃないのに、自分の損得関係なく本質にたいして憤慨している彼女をとても新鮮に感じました。

確かに、見えにくさで分けるなら男女別ではなく身長ですよね。自分が不利益を被る立場だったら人は自分の為に怒れるけど、そうじゃないときに存在している理不尽なことには気づきにくい。

で、空気をよむ日本人のわたしは、「まあまあ、あんま大きな声で言わないで笑」ってかんじで宥めたのですが、そうやって流すと何も変わらないので、彼女の主張を社寺側に聞こえるようにしててもよかったかも、と今になるとおもいます。

でも、背で分けるとそれはそれでショックを受ける人とかがいて、難しいのかもしれない。

 

また、同行のメンバーの中には一人身体障碍者がいて、その人はチケットを身体障碍者料金で買ったんですね。

で、そうするとなぜかこの鳴龍のあるお堂だけは入れないことになっていて、それもどうゆう理屈なのか説明もないので謎すぎました。

だって、上の本殿のほうが階段とかきついのに、下にあるそこだけは入れない意味がわかりません。

チケットを買う際に「鳴龍のあるお堂には入れませんが良いですか?」って言われました。

障碍者割引を使うならそのお堂は見せたくない、見たいなら正規のお金を払えってことですよね。ってちがうのかな。

なんか有無を言えないかんじだったのですが、そのときに「何故ですか?」ときけば良かったですね。こうやってその場で突き詰めないで、あとからもんもんとするのは良くないですね~。

こういうやり方って、他のところで見たことがないとその人が言っていたので、ちょっとびっくりしました。

 

障碍者割引について、色んな意見があるので、社会保険の負担が多すぎるとか、ちょっと前にもある特定の治療を受けている人に対して死ねと書いたブログを書いて炎上したアナウンサーがいたり、検索するとそういう論調のブログもいっぱいあるみたいです。

健康な人からしたら、むしろ自分たちが正規の値段を払っているから当然と思うのかもしれませんが、じゃあなんで障碍者割引ってあるんだろう?

 

自分が健康な時には考えらえれない、普通の人が出来ることが出来ない色々な制限、沢山の大変なことや辛いことがあるから、美術館や社寺仏閣や娯楽や移動などは少しでも沢山楽しめるようにって精神のものじゃないの?

もしくは、付き添いが必要な人は介助人と一緒に外出するしかないから、二人で一人分の金額なら割引込みで他の健康な人と同じ金額になるという、それはそれで平等だったりする。また障碍のために就ける職や働ける日数が限られていたりすることもあるし、障碍のために外に出るのに消極的な人を、外出しやすい環境にするためかもしれない。

それなのに、障碍者割引を単に割安チケットのように扱うのって、あなたは安いチケットなんだからここまでしか入れませんよっていうのは、なんか違うんじゃないかなあ、とかいろいろ考えちゃいました。

ていうか、それなら「うちは障碍者割引ないんです」、のほうがまだ納得できる笑。そういう場所もあるし、それはそれで全然いい。もともと安い入場料に設定されていたりするし。

 

 

わたしは自分は健常者なので、そういう人と一緒じゃなければこんな疑問も日光東照宮にたいする感想も抱くことはなかったとおもいます。

障碍者割引とかお得でいいよね~ておもうときもありますが、じゃあそのお得のかわりに自分が障碍者になるのを選びますかってきかれたら、誰もイエスって言わないですよね。近くで見ていると、そのくらいの楽しみがないとやってらんないよねって思いをしているのを知っています。

 

あと、こういう話の時いつもおもうんですけど、健康な人側の意見で過激な論調の人とかみると、“この人って自分や自分の大切な人がそっちの立場になることをまったく考えてないんだろうな~”とおもっちゃう。

だから、今の自分に関係ないし、今の自分が損してるとおもうと、得してるとおもう人たちに対して攻撃的なんですよね。でも、いつ自分がそっち側になるなんてわからないじゃない?

 

自分が気を付けていても災害や事故に巻き込まれたり、思わぬ病気になったり、人生にはそんなこと起こることもありますよ。しょっちゅうテレビでやってるじゃないですか。

それを他人事は他人事なのか、想像力を少しでも働かせて、自分だったらどう思うか、どうするか考えるたけでも、視野は広がるはず。

 

そして、想像力がある人間が多いほうが、世の中や社会っていいものになる。

かどうかはわからないけど、わたしはそっちのほうが好きです。

 

日光の駐車場のトイレはこんなに想像力豊かなのに…笑

 

それからいろは坂を超えて華厳の滝のほうへ。

いろは坂が対面交通ではなく一方通行になったので多少山道のこわさはなくなりましたが、それでも怖いです。

ここまでくると残雪もあって一気に山に来た感が増します。

 

華厳の滝の展望台までエレベーターで降りて、中学生以来?の華厳の滝です。

記憶の中よりも綺麗でした。肉眼で見ているときには気づきませんでしたが、なんか虹のようなものが写真に写っています。

もしかして龍だったりして~!?

 

ここまでくるとほんとに寒いです。3月でも手袋マフラー必要でした。

ほうとう食べて温まりました。

 

男体山も雪をかぶって輝いています。

夏にあんな高いところまで登ったなんて、信じられません。

 

中禅寺湖も午後の柔らかい日の光できらきらしていました。

楽しいことばっかりではなく、考えさせられることもありましたが、栃木は田舎だと文句は言っても大切な地元なので、離れる前に色々見れてよかったです。

 

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