※この旅行記は過去の体験です。現在は昨今の情勢をうけて不要不急の外出は避けております。
自転車に乗って、吉野の山の奥の方へ。
結構な坂道と、車しか通らない山道をヒイヒイ登っていきました。電動自転車で本当に良かったです。
大峰奥駆の看板があって、おおっ!ここも奥駆けの山の中にいるのね!!
奥駆け行きたいな~とおもいました。
金峯神社。
ここから奥の方にすすみ、西行庵の方にいきました。
紅葉が本当にきれいでした。
ここが西行庵です。
西行法師がここに座って和歌を詠んだのかな、と思いをはせました。
一面の紅葉の絨毯です!!
こんなきれいな景色の中にいて、清々しい山の中にいると、わたしは本当に幸せをかんじます。
ひとりでも、何を持っていなくても、今この瞬間美しい景色をかんじられることを、神仏に感謝したい気持ちになるのです。
自転車に乗って、吉野水分神社へ。
歴史を感じる重厚な鳥居をくぐると、空気が一層澄みきったようにかんじました。
御祭神は「 水を司る天之水分(あめのみくまり)大神を主神とし、”みくまりが”御子守”(みこもり)となまって、俗に子守さんと呼ばれ子宝の神として信仰されています 」(吉野水分神社HPより)
社殿は豊臣秀頼さんが再建したもので、本殿、拝殿、弊殿、楼門、回廊からなる桃山時代 の様式で、他で見たことが無いような、コの字型の面白い並びでした。
豊臣秀頼さんは、この吉野水分神社の霊験で誕生されたといわれていたそうで、そのため厚く信仰されていたみたいですね。
お社が3つ、横に並列して1つ屋根の下に繋がった、 三殿一棟造 といわれる形式です。
わたし以外ほとんど人がいなかったかため、これからについて色々神さまに相談したりお願いしたりしていました。
拝殿の中には、こんな形の御神輿がありました。
天皇陛下の御即位の儀式で使用される、高御座のような六角形の台座です。
珍しいものだとおもうのですが、どーんと囲いもなくそのまま置いてありました。
この神社でゆっくり過ごしてから、4時ごろと日が陰ってきたので下山しました。
西行庵のある場所で、トレッキング姿のお姉さま方が食べていたので、柿の葉すしが美味しそうで、お店の名前をきいて行ってみました。
醍与さんの柿の葉すし、美味しかったです!
吉野駅からの電車の本数が少ないので、購入して駅舎で食べながら待ちました。
わたしが行ったのは紅葉の時期で、人も少なくのんびりできました。
今頃は桜が沢山さいて見ごたえあるでしょうね。
今年の春は、世界中どこでも、気軽に旅をすることが出来ず、人と会わず、家にこもらなくてはならず、明日がどうなるかの不安を皆が抱えているという大変な時になりました。
気軽に旅にでられていたことが、どれだけ幸せなことだったのか、こうなってみてよくわかります。
いつか必ず来る、また旅を楽しめる日まで、ブログで思い出を振り返っていきたいとおもいます。
よかったらお付き合いくださいませ。
いつか心安らかに、吉野の桜を見に行きたいです。
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